初心忘るべからず

初心忘れるべからず。

小学校の塾でいつも言われた言葉です。
成績が5位上がったら鉛筆を1ダースもらえた際にいつもこの言葉が書いてありました。

「はじめの志を忘れてはならない」

とよくわからない解釈で考えていましたが、意味はもっと深いですね。

 

世阿弥が言う「初心」は「最初の志」に限られてはいません。世阿弥は、人生の中にいくつもの初心があると言っています。若い時の初心、人生の時々の初心、そして老後の初心。それらを忘れてはならないというのです。

「新しいものへの関心からみんなが褒めたたえてくれている時、その中に安住してはいけない」

 

これで真意が分かりました。

結局、褒められたのは大抵の場合、得意なことをやっているので大したことないと考えてしまいます。そうではなくて、そこで色々と勉強し直して常にその上のステップに行けるということですね。強みを生かしてさらに磨きをかける。これですね。

 

以下、参照したURLです。

textview.jp